新しいたんご:
だいみょ daimyo,
a feudal lord
やぎ willow
tree
たおれる to
collapse, fall down
けしき scenery
しゅい idea
***
文明期(1469-1487)の時、あるさむらいは京都に、だいみょにつとめに行っていた。 寒い冬で、道がながくて、さむらいは山を通っていて迷った。 雪がたくさんふっていたため、どこかに泊まらなければならない。 あの所に、人があまりいないけど、ついにたくさんやぎがある所に小さい家を見つけた。
家に住んでいたおじいさんとおばあさんは、本当にあたたかい二人だった。 「いらっしゃいませ」と言って、むすめがごはんを持ってきた。 むすめの名前は「あおやぎ」。 さむらいは、もっときれいな女を見た事がぜんぜんなかった。 そして、あおやぎと話した後で、もっとあたまがいい女もないと思っていた。 だからすぐおじいさんとおばあさんに「私はあなた達のむすめと結婚したいんですけど」と言った。
おじいさんとおばあさんは、とてもびっくりしたけど、ついに「いい、よ」と答えた。 朝、さむらいとあおやぎは京都に行った。
時間がすぎて、ときどきちょっと問題があったけど、たいていさむらいとおくさんはいっしょにしあわせに住んでいた。
でも、ある日、あおやぎはきゅうにたおれた。 さむらいに言って:
「じつは、私はやぎです。 体はやぎの木で、心は木の心です。 今、だれかが木を切っているから、私も死にます。」
その後、さむらいはおぼうさんになったら、あのやぎの山に住んでいたけど-やぎがもうぜんぶなくなった。
***
むかしの人は、しぜんをもっと大切したと思う。 だから、この話によると、木はけしきだけじゃない。 人間はしぜんがひつようだから、まもった方がいい。 でもたぶん、今時このしゅいがちょっとよわくなった。 あなたは、どうおもうか。
あおやぎがきゅうにたおれた |
ええ、今時人間は木が大切じゃないと思っていますね。
ReplyDeleteたぶん、木がまもりたい人がまだたくさんあるけど、そのむかしの感じは違うと思います。 むかしの人はもっと、ひつようなので、しぜんといっしょに生きていたかな。
ReplyDeleteありがとうございました。とても面白かったですから、もう三度読みました。私も自然がとても大切だと思います。自然がなかったら、この世界は美しくなくなります。でも、いつもバランスが要ります。
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